東紀州サテライト三重大学地域拠点サテライト

東紀州産業振興学舎
お知らせ

【熊野木育プロジェクト】木育プログラムを実施しています

林業の盛んな森の国、熊野。この地域で生まれ育つ子どもたちに、地域の自然や産業を考えるきっかけ作りとして
行ってきた熊野木育プロジェクトは、平成29年度で2年目になりました。昨年度は森林機能や間伐体験といった、
林業の世界を勉強してもらいました。今年度は、生産された原木がどのように流通し、どのように加工されるのかを
楽しみながら学ぶことができるプログラムを準備しました。
対象は熊野地域の学童保育に所属する小学生で、この日は38名の児童および学童保育職員、行政関係者や報道関係者等、
50名程度が参加しました。

プログラムは、熊野林星会と三重大学が共同開発した木取りゲームからはじまり(図1)、その後実際の現場を見学する
というものです。木取りゲームでは、原木市場におけるセリや目利きを疑似体験し(図2)、また購入した原木を木取り
することで(図3.4)、グループごとの得点を競うというものです。
ゲームの後は、実際に原木が取引されている熊野原木市場の見学や(図5)、地元製材所を見学しました(図6)。
子どもたちにとって、地域を知り、地域について考えるきっかけになることを期待しています。

                                    実施日:2018年3月24日
                                    報告:東紀州サテライト研究員・山本

図1:木取りゲームのルールを説明するスタッフ 図2:原木取引(入札)を模したゲーム過程
図3:木取りを疑似体験する児童ら 図4:児童らが実施した木取りの様子
図5:熊野原木市場の見学 図6:地元製材所の見学

アーカイブを表示