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今日は幸公民館(松阪)で夏休みサイエンス2連発!



加藤 進 社会連携特任教授


8月23日(金)は2回目の幸公民館(松阪)で夏休みサイエンスです。

          午前:1年生〜3年生でサイエンスショ-+シャボンだま+バブロケット

          午後:4年生〜6年生 電磁石エンジン+ベンハムの独楽です。
 
今日は晴天に恵まれて、グランドで30人がシャボン玉で大いに

遊びました。ちょっと疲れてから、入浴剤(バブ)を使ったバブロケ

ット10連発です。気温が高いのですぐに「ポーン!」という音をた

ててロケットの発射です。今年で2回目の2年生や3年生も居まし

たがそんなことはお構いなし。外で遊んでいい汗を流しました。写

真の子供の長々としたシャボン玉をみてください。

体を回してシャボンを作る子もいれば、ワッカ

に息をうまく吹きかけてシャボン玉を作る子も

います。シャボン玉を作る液の組成です。

液体のり(PVA)400ml
合成洗剤     200ml
水        500ml

これを水で2倍に薄めた溶液を使っています。

 さあ、次は昼の部です。欠席があって10人でしたが全員完成し

ました。電磁石エンジンは5年生で習う直流モーターの新教材で

す。4年生にはちょっと難しかったかな?レインボーコマ、ベンハ

ムの独楽、大王独楽などの型紙をrotorの上に置いて遊びました

。子供たちは好い感性を持っています。ベンハムの独楽を回すと

白黒の模様から茶色、青。。。の色が現れた!と大きな声が聞こ

えました。右の参加者は6年生です。先生の話をよく聞いてきれ

いに組み立てました。レインボーコマの型紙をrotorの上に置いて

実験しているところです。
 この教室が終わってから、同士のM先生とrotorの工夫について話し合いました。結局、教育学部の平賀教授の指摘

を取上げて、リベットの軸受を赤プーリーに固定する方法が好いことがわかりました。試作品なのでやや回転ムラがあ

りますが、さらに完成度(rotorの接着脆弱性の解消)が上がりました。結局7人くらいの知恵の結晶がこのエンジンで

す。試作品の写真を掲示しておきます。

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