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今年最後の大黒屋の例会です

加藤 進   社会連携特任教授

 

12月3日(土)は白子のコミニティセンターで大黒屋のH28年、最後の例会です。詳しいことは大黒屋のブログを見てください。久しぶりに桔梗が丘高校の佐々さんの参加もありました。常連の赤嶺さんは、投げ込み的な実験で、アントシアニンを使ったpHの演示実験(写真1)とHNO3、HClとH2SO4(写真2)の見分け方です。チャメッケのある赤嶺さんはカクテルグラスに試験液を入れて演示します。"何がおこるのかな?"と疑問を作るのがうまいやり方です。


写真1

写真2

酸の見分け方では、マッチ棒を準備します。それぞれの酸にマッチ棒を入れると、HNO3では色が黄色に、HClは変化が無く、H2SO4では脱水が起こり黒く変化します。この実験は教科書をみると角砂糖で解説されています。しかし、マッチ棒の方が安全です。私も使わせていただく予定です。

加藤は検流計の紹介と棒発電機でした(写真3)。コイルを巻いたストロー内で強力な磁石(ネオ磁石)を動かすと発電(交流)ができることです。これは6年生で習います。手回し発電機の導入にいいと思います。手回し発電機は直流の発電機です。交流の手回し発電機もあるので是非この機会に購入して欲しい教材の一つです。伊藤さん(JINとは別人)は回路シュミレータの紹介です。Free softで簡単にwebから取ることが出来そうです。


写真3

スクラッチ方式のソフトで豆電球を点けるものです。今後、この教材の展開がどうなるのか見極める必要がありそうです。

佐々さん(写真4)は100V(交流)を使った抵抗とクランプメーター(交流専用の非破壊電流計)によるオームの法則の実証→V=IRよりもI=V/Rが分かりやすい、常連の鶴田さんの木の高さ測定機、JINさんの物理現象と楽しい3時間でした。H29の例会に向けて何か準備しないといけないな?


写真4 大型抵抗を用いたオームの法則実験

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