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2回目の出前授業(玉滝小学校)です

2回目の出前授業(玉滝小学校)です

社会連携特任教授 加藤 進

 研究員      紀平 征希

 6月28日(水)は玉滝小学校です。小さな学校なので4,5,6年生の複・複構成(24名)になりました。この時期なので、テーマは「電池の科学館」です。電池の出前は始めてから17年になります。内容や教材も変わってきました。

 現在の流れは

   1)電池の種類

   2)電池を作った人々

      ズルツアー、ガルバーニ、ボルタ、屋井先蔵

   3)何でも電池テスターの紹介

   4)ボルタ電池を作ってみよう

      問題:スポーツ飲料で電池はできるか?

   5)レモン電池を作ってみよう

   6)備長炭電池を作ってみよう

というコースです。中学で出前を行うときはこれに加藤式ダニエル電池を追加します。おおむね70~80分の出前講座です。数年間はスプーン電池、フルーツゼリー電池もしましたが、最近は時間の関係で省略しています。

 ちょっとモーター教材の変遷をお伝えします。写真1が開始はじめのソーラーモーターです。写真2は小型化したものです。写真3が最新のタイプです。プロペラからプーリーそうして小さなプロペラに変化しています。実は、この教材は"LEDと手回し発電機"の講座でも共通して使います。いきよいよく手回し発電機を回すとプロペラが外れて飛んでしまう事件がありました。そこで、飛ばないようにプーリーにしました。小型で安全なプロペラを見つけたので現在は写真3になっています。

図1プロペラ.jpg図2-1.jpg   図3-1.jpg

               写真1       写真2       写真3

 6年生が5年生と4年生の面倒をみるような形で実験を進めました。蒸留水や砂糖水ではボルタ電池ができませんが、酢を入れるとLEDが光って「アッ!電池ができた!」などの声があちこちの机からあがりました。次回の出前はお馴染みの松阪・揥水小学校です。

授業風景 見出し.jpg

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