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伊賀市立西柘植小学校でプログラミング研修会(その1)

そろそろ2019年度も終わりに近づき、プログラミングの試行期間も先が見えてきました。現場の事を考えて、流れを大幅に変えて、実践向きにしました。研修時間も2時間なので、

① Scratchでできること

     ・Line Tracer

     ・複雑図形=Artの世界

     ・ドローン操縦 

② 順次と繰り返し入門

③ 正多角形の画描(5年生)

     ・ペンの操作

     ・正方形~三角形~五角形~・・・

     ・五芒星(難問) 

④ 理科への応用→電気の単元(6年生)

     ・プログラミングスイッチの応用

  

に絞り込みました。内容が長くなるので、2部構成として、ここでは③についてまとめてみます。コメントあればドシドシ送ってください。従来は絶対座標系やネコの向き等を詳しく説明、試行錯誤を経て、正三角形の画描へと進みました。しかし、若干ですが近視眼的には無駄が多いので、塾の教授法や子供たちの反応を考慮し、思い切って変えてみました(表1)この際注意点は

西柘植小2.png

表1

a) 先生の言った命令以外は使わない

b) 変なことがCRTで起こったら、ためらわずに手をあげて先生しらせる

をきっちり守ることになります。

 この手法には多分批判もあると思いますが、限られた時間、限られた教材と限られた人材で行う出前授業のひとつの妥協点とも考えられます。表1をプログラムで示すと、図1になります。

西柘植小3.png

   図1 プログラムの比較

途中でネコの向きが思わしくないときは、

西柘植小4.png

をクリックします。

また、猫が画面から出てしまったら、マウスで原点に引っ張るか、

西柘植小5.png

をクリックして戻してください。

この操作を覚えてください。そうすると、目標の一つである表の完成(多角形-辺の数-内角-回転角-・・・)が可能で、この中にある"規則性の発見"も可能となります。

というわけで、次は理科への応用(6年)です。

西柘植01.JPG

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