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上野東小学校 出前授業

-加藤客員教授による「電池の科学館」出前講座-

  6月12日に上野東小学校(谷口修一校長)で、4年生3クラス(90名)を対象に、8:459:4510:0011:0011:1512:15まで「電池の科学館」というテーマで出前講座を実施しました。当日は自由参観日でもありました。

 乾電池と使用する機材の説明後、
1800年ころにイタリア人ボルタが発見した「ボルタ電池」を勉強しました。Cu板とZn板を電極にして、電解質を含む溶液に両極を浸漬し、LEDが点灯することを確認しました。ボルタ電池の構成要素を学習してから、その後、レモン、トマト、リンゴなどをCu板とZn板の間にサンドイッチにし、レモン電池を作り、意表をついて豆腐やコンニャクでもLEDが点灯すると驚きの声が上がりました。スプーン、キッチンタオル、アルミフォイルを作ってスプーン電池も作りました。

 最後に、上野東小学校には、太陽光発電装置があり、晴天に恵まれたので、小さな太陽電池を使ってラジオの音が出ることもデモンストレーションしました。

 生徒の感想など:?野菜・くだものから電池ができることがわかってびっくりした、?
11円電池を作るときに、男の子がろ紙を10円と1円の間に挟んだが、よく授業を聞いていた女の子が「電池の素は食塩水や、ろ紙を食塩水に漬けなあかん」と注意していました。

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