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上野東小学校にて出前授業!

(加藤 進社会連携特任教授)小学校にて


 
          

 6月17日,昨年に引き続いて上野東小学校
(4年:110人)で、『電池の科学』というテーマで出前授業を実施しました。
 今年からの学習指導要領の改訂も考慮し、
まずLEDを生徒に紹介し、LEDの点燈法からスタートです。
 
 さて、今回はいつもの報告とは違った点に触れてみます。
 
 生徒たちが授業後に感想文を書いてくれました。
 感想文には「理科実験が楽しかった!」という内容が多いです。
 「レモン電池は知っていたけど、こんにゃく電池は知らなかった。ビックリした!」と書いた生徒もいました。
 
これらの発見は生徒にとって重要です。

 しかし、ここからが問題です。

「そうか、それなら、レモン100個で大レモン電池ができるから電気自動車が動かせる!」という考えに達する生徒もいるはずです。

 ところがそんなことは出来ません。
 
 ここには実用性という問題が隠れているからです。
 

 現在われわれが利用している強力なアルカリ電池が出来るまでには多くの科学者の努力があります。
 

 何とかこの足跡を生徒達に伝えるために出前授業では、科学史にもちょっと触れています。
 

 

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