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青少年のための科学の祭典(名張大会)に出展しました

10月27日(土)は今年で3回目の「青少年のための科学の祭典(名張)」です。秋晴れに誘われて、おおむね800人の参加者があったそうです。私は2回目の出店です。今回は2020年からのプログラミング導入をにらんでテーマは"マイクロコンピュータを体験しよう"です。同志の川上先生とIchigoJamとScratch2を使ってプログラミング講座を展開しました。IchigoJamはBASICという言語でプログラムを組みます(ゆわゆるテキスト型のプログラム言語でほかにもCとJAVA等があります)。Scratch2はMITが開発した世界標準のビジュアル型言語でブロックをマウスで操作するものです。私は主にScratch2を説明しましたが、

   ①マウスの操作に慣れていない低学年はポインターの位置の確保が難しい

ことがわかりました。したがって、低学年にはScratch方式は必ずしも真ではなさそうです。確かにBASICではコマンドを用いるのでスペルミスが懸念されますが、丁寧に指導すればこのミスはあまりなさそうです。また、小学校での外国語では英語を学ぶ目的がありません。そこで、キーボードを使用して

   ②英語を入力することによって英語に対する関心が深まる

と思います。2年生でもキーボードは打てます。要は練習と慣れです。このあたりが本日の成果です。一人の講師で面倒を見ることができるのは3人くらいまでで、きめの細かい指導をするにはチューター人員の確保が課題と考えます。また、2000~6000円程度のコンピュータにあらゆる機能を期待するのは無理で、場合、場合によってコンピュータの使い分けが重要です。これについてはまた別の機会に議論したいと思います。

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