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再び米原市に講演です


加藤 進  社会連携特任教授



 1219日(土)は琵琶湖1周狼煙マラソンの

縁で、再び米原市に行きました。米原市公民館

で狼煙の情報交換会兼講演会です。琵琶湖を囲

19城の代表(25名)が集まりました(この会

では代表名よりも城の名前が利用されるようで

す)。狼煙マラソンの反省会ですが、発煙筒の

購入資金の補助や後継者の育成が話題になりま

した。城跡は山の中にあり、足場も悪く、高齢

者や子供の参加が難しい場合、城跡にこだわら

ないで、狼煙の見えるスポットをチラシ等で知

らせる案も出ていました。
 
挨拶をする泉会長
残念ながら、1123日は天候が曇りで視程が5km程度でしたが、長老のお話では10km位までは"狼煙の

確認"が可能とのことでした。
 
 

 私の講演会は、狼煙マラソンの結果も考察しながら、できるだけサイエンス的な部分の研究結果をお

話しました。

  狼煙の材料の評価法

  3連立ての狼煙は10km離れて意味があるか

  オオカミの糞の分析結果

等です。帰りに素晴らしいお土産を頂きました。それは「猪の糞」です。伊賀・松阪地区ともに獣害が

ひどいのですが、猪の糞がなかなか入手できませんでした。泉会長にたのんだところ猪を飼っている人

から入手してくださいました(ちょっと食べているものが良いので自然とは?とのことです)。非常に

"臭いにおい"がして、とても家の近くでは乾燥できる代物ではないことは狼の糞と似ているようです

。この糞の分析結果もそのうちに報告したいと思います。

 
   
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