伊勢志摩サテライト三重大学地域拠点サテライト

三重県立高校南伊勢高校南勢校舎（三重県南伊勢町）において、2017年11月29日(水)に、本学の地域イノベーション学研究科の西村訓弘教授（社会連携担当・副学長）が講師を務める「西村ゼミ（地域経営プラン演習）」*を実施しました。
*南伊勢高校南勢校舎「地域経営プラン演習」構築事業
南伊勢高校南勢校舎の2年生を対象として、自ら南伊勢町について学び、皆で考えることを目的とするもので、今回第４回を迎えました（全5回）。
第4回では、「20年後の自分」に特に焦点をあてたグループ発表が行われました。グループごとに、「南伊勢町にのこっている」「町を出ている」などそれぞれの意見がありましたが、自分自身の将来に重ね合わせたことで、より具体的に考えられており、素直・正直な意見を述べる生徒も多く見られました。

西村教授は、全グループの発表を通して見えた共通点を、「今南伊勢町にいることが皆に何らかの影響を与えていること」とし、南伊勢町のことを好きで意識しているからこそ「南伊勢に残りたい」「一度、外に出てみたい」という考えへ繋がっているという話がありました。これから、将来の選択肢がさらに増えたとき、自分に合ったきちんとした判断ができるよう、今の南伊勢をもっといろいろな視点からしっかり正しく知ってほしいとまとめられました。