伊勢志摩サテライト三重大学地域拠点サテライト

海女学講座Ⅰの第６回が開催されました。

海女研究センターで実施している海女関係アーカイブ・データベース事業の中間報告として、塚本が事業の経緯と目的、意義を述べた後、山本実氏（鳥羽市文化財調査委員）から「映像・写真から見る昭和の海女」と題する講演が行われました。画像・映像の資料論、海の博物館が資料を集積してきた歴史、鳥羽の写真家たちの紹介などのお話の後、数十年前の海女漁の出漁状況、漁村景観の変遷、今では変容してしまった祭礼の様子などが多数の写真と共に紹介されました。質疑応答では、アーカイブ・データベース事業の更なる進展を期待する声が相次ぎました。