H30年度第1回森林体験学習会を開催しました

2019.3. 5

第1回森林体験学習会は子供8名、大人12名の計20名の参加のもと平成30年10月27日(土)に伊賀市出後地区の中野の森と畑で開催されました。今回は元高校教師の番條克治先生にスウェーディッシュトーチ(スエーデントーチ)の作り方を指導していただきました。スウェーディッシュトーチは50cmくらいの長さの丸太に上下に切れ目を入れ、内側から火を焚いていくストーブのようなもので、通常は椅子の代わりに使うことができ、必要なときに火を起こして焚き火にします。できたスウェーディッシュトーチの切れ目に新聞紙をいれ、火を点けると丸太の中心から徐々に火が燃えていきます。また、今回は皆で芋掘りをして、これらスウェーディッシュトーチで焼き芋を作り楽しむことにしていました。薩摩芋の苗は6月に植え、ときどき雑草を刈りながら芋の生長を見守ってきましたが、いよいよ今日が芋掘りです。スコップで芋の茎の回りを掘り起こすと土の中から芋が見え始めます。子供達は興奮して、力一杯茎を引っ張ると見事に育った大きな芋とそれと一緒にいろいろなサイズの芋が束になって出てきます。次々に芋を掘り起こしているあいだに先ほどのスウエー−ディッシュトーチで火を起こし、焚き火の準備をします。

なお、芋は掘り出してすぐは余り美味しくありませんので、あらかじめ2週間前に掘り出して保存していた芋をスウェーディッシュトーチの焚き火とそれだけでは時間がかかるので炭を起こしたバーベキューセットで焼くことにしました。芋掘りの後、喉に詰まらせたりしながら皆で美味しく焼き芋をいただきました。本日掘り出した芋は皆で分けて持ち帰りました。大きな芋を掘り起こす手応えとスウェーディッシュトーチの暖かな燃え具合それに美味しい焼き芋で楽しい一日を過ごすことができました。また、改めて森や畑の恵みに感謝する一日でした。

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