第7回バイオマスセミナーを開催

2014.3. 7


加藤 進 社会連携特任教授

  37日には伊賀拠点において第7回バイオマスセミ

ナーを開催しました。今回は「里山を考える会」と「

伊賀の自然と文化を考える会」との共同開催です。37

名もの皆さんが参加してくれました。基調講演①は「

すみやけーる」の開発者の石井哲先生によるものです

。われわれの知りたい情報が沢山入っていました。今

後の研究の大きな指針になると思われます。

石井先生
 
太谷先生
 
基調講演②は太谷優子先生に「信濃大町における菜の花

プロジェクトに対する取り組み」を解説していただきま

した。実は、信濃大町の取り組みが伊賀菜の花プロジェ

クトのルーツなのです。最近は獣害や連作障害に頭を痛

めているとのことでした。
基調講演③は伊賀研究拠点の久松副所長に「バイオエ

タノール燃料の現状と課題」と題して、酸性領域での

糖化・発酵の同時プロセスについて解説していただき

ました。

久松先生

休憩をはさんで、三重県農業技術研究所の鈴木・中山研究員にキンカク病対策、ならびに伊賀の気候にと土壌に合

った育苗法について研究結果を報告していただきました。8日には石井・太谷先生に炭焼きの指導をお願いしまし

た。奈良から参加の足立さんも迎えて有意義な研修会になりました。