第3回里山整備

2016.6.22

荒木 利芳 社会連携特任教授

   第3回里山整備を6月22日に出後地区の山林で行いました。天気予報では午後からの降水確率は70%でしたので、雨を覚悟で出かけました。参加者は新たに地元の方が加わり、6名で作業を行いました。山の入り口では大きなブルーのアジサイが迎えてくれました。作業場では前回切り倒した竹や雑木などが、山道をふさいだりしていましたので、まず、枝落としや玉切りを行い、数カ所に集めました。その後新たに竹を中心に伐採作業を行い、玉切り、集積しました。夕方、今にも雨が降りそうでしたが、何とか持ちこたえていたので、作業終了後、昨年整備した勝地の里山に様子を見に行きました。昨年の秋に植樹したグミの苗木は2本とも赤い熟した実がなっていましたので、早速採取し、美味しく味わいました。また、ツバキや花桃などの苗木も順調に育っていましたが、獣害防止用のネットが狭くなっており、ネットの間から葉がはみ出していましたので、更に支柱を増やして、苗木6本のネット空間を広げる作業を行いました。また、昨年掘った池の脇の草むらにオニヤンマのヤゴの抜け殻が4個見つかり、ビオトープの人工池でトンボのヤゴが無事巣立っていることが分かりました。時間が午後6時になったころ雨がパラパラと降り出しましたので、グミの実をお土産に帰路につきました

 

 


出後の山の麓に咲いたアジサイ

竹の伐採(出後)

竹の伐採・集積終了(出後)


熟したグミの実(勝地)

オニヤンマのヤゴの抜け殻(勝地の池)

苗木のネットの拡張(勝地の里山)