東紀州サテライト三重大学地域拠点サテライト

尾鷲と紀北にまたがる天狗倉山の山頂には、４０年ほど前に設置された方位版がありましたが、

サビ等の風化が目立っていました。

天狗倉山まるごとプロジェクトは天狗倉山の魅力を発見・発信するためのプロジェクトであり、

天狗倉山の観光資源としての価値を高め、守っていくことを目的としています。

今年度の活動の目玉の一つとして、三重大学の学生が運営するデザイン事務所「カゲムシャ」と共同で、

この方位版を再生させるプロジェクトを実施。この日は、再生した方位版を集まったメンバーと

方位版を再生させたカゲムシャ （本学学生２名）が山頂に設置する作業を行いました。

作業には約２０名が参加し、交代で方位版を担ぎ山頂を目指しました。設置した方位版には、山頂から見える別の山の名前や、

"尾鷲トレイル"のルートなどが示されています（尾鷲観光物産協会との共同研究契約において実施しました。）。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　実施日：2019年8月18日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　報告：東紀州サテライト研究員・山本