東紀州サテライト三重大学地域拠点サテライト

東紀州教育学舎の活動のひとつに、出前授業があります。

東紀州教育学舎のスタッフが中心となり、外国語教育以外に、プログラミング学習や各教科でのICT活用教育等の出前授業を行い、先生方が、日頃の教育活動に取り込んで活かせるよう、支援を行っています。

金山小学校　6年生

三重大学東紀州サテライト東紀州教育学舎の須曽野と大野は、三重大学工学部電気電子工学科の北英彦研究室と協働で、「レッツ・フォニックス」というiPad用アプリを開発しました。このアプリは、須曽野と大野が内容や方法をデザインし、北准教授の指導のもと、三重大学の工学部4年の山中翔太さんが、１年がかりでプログラムを作りました。

アプリ内の英語音声は紀北町ALTのコールトンさんに協力いただきました。

1月23日(水）午前に熊野市立金山小学校で、午後に熊野市立新鹿小学校で、この英語学習アプリ「レッツ・フォニックス」を使って出前授業を行いました。

新鹿小学校　5・6年生

アルファベットや画像にタッチし、ネイティブな発音を聴き声を録音したり、発音に合った単語の画像を選ぶ3択クイズなどで学習を進めました。

児童は「自分の声を録音して、正確な発音ができているか確かめることができてためになった。楽しく学べた。」などと話していました。

「音と文字の出会い」であるフォニックスを取り入れた指導法が注目される中、さらに改良を加え取り組みを広げていきたいと考えています。