令和2年度 三重大学と地元企業との連携セミナー『三重県における農業ICTの利活用』を開催しました

2020.12. 7

令和2年11月30日(月)、四日市商工会議所1階会議所ホールにおいて、三重大学と地元企業との連携セミナーを開催しました。


このセミナ-は、(株)三重銀行、(株)三十三総研、四日市商工会議所様との共催によるイベントで、今年度で6回目を迎えることができました。今回は『三重県における農業ICTの利活用』をテーマとして開催しました。セミナーの対象である地元企業関係者とは対面形式とし、コロナ禍のため、収容定員196名の会場を使用しながらも、定員を30名に抑え、受講者の方々に感染防止対策の徹底にご協力いただきました。
併せて、北勢サテライトからの提案により、農業ICTに興味を持たれている自治体関係者にも参加していただくため、オンライン参加者の募集も行いました。その結果、当日は、対面形式で28名、オンライン形式で、5つの市町からの6名を含む14名が参加しました。

セミナーでは、農業分野におけるICTの利活用について、大学、官公庁、民間企業のそれぞれの立場から、以下のとおり、取組の具体的な紹介がありました。

○講演会

『生物資源学研究科について』 生物資源学研究科長 奥村克純


三重県の農業ICTの取り組み
『三重県におけるスマート農業技術の実証事業について』 三重県農林水産部次長 近田恭一

企業の農業ICTの取り組み事例
『デンソーが取り組む次世代大型施設園芸モデル構築』
㈱デンソー フードバリューチェーン事業推進部アグリテック事業室
担当次長(技術戦略統括) 浜島幸一
『地理情報システムを活用した米生産の品質保証体制の構築』 ㈱つじ農園 代表取締役 辻武史

生物資源学研究科の農業ICTの取り組み
『ドローンによる獣害対策の可能性』
生物資源学研究科 エネルギー利用工学 教授 鬼頭孝治


『人工知能を活用しながら気が利く農業ロボットを作る』
生物資源学研究科 フードシステム学 教授 森尾吉成
*コロナ禍の影響により、自宅からのオンライン参加


○講演者によるパネルディスカッション
『三重県における農業ICTの利活用』司会:生物資源学研究科 食品生物情報工学 教授 橋本篤


今回のセミナーは、特に中山間地域における農業就業者の減少、高齢化の進展、担い手不足などが大きな問題となっている中,生産の効率化、高付加価値化、省力化、低コストを目指した農業のICT化が進められていることについての貴重な情報交換の場となりました。このセミナーが切っ掛けとなって、産学官が一体となり、農業分野の課題解決に向けた取組が一層推進すること、共同研究に繋がっていくことが期待されます。

以上