「四日市市民大学 21世紀ゼミナール」第3回を開催しました

2020.12.17

令和2年12月12日(土)、四日市市にある「じばさん三重」の研修室において、令和2年度の3回目となる「四日市市民大学 21世紀ゼミナール」(四日市市からの委託事業・北勢サテライト企画運営)を開催しました。


今年度の「21世紀ゼミナール」は、令和3年2月13日まで「デジタル時代到来 ICT、IoT、AI、ビッグデータは?」を統一テーマに計5回の開催を予定しています。また、コロナ禍のため、定員設定を例年よりも少ない40名に抑え、受講者の方々に感染防止対策の徹底にご協力いただきながら、対面形式で開催しています。

3回目となる今回は、「全ての農家が使えるIoT」と題して、三重大学生物資源学研究科の野中章久准教授が講師を務めました。

講師から、現在の通信技術は、スマホの普及を背景に、センサ類の価格や通信回線利用料の廉価化、各種クラウドサービスの普及により急速な発展を遂げており、様々な場所にセンサを設置してデータを取るIoTを手軽に利用できるようになったことで、農業においても、規模に関係なくIoT化時代が到来したとの説明がありました。また、個人農家が現実に使えるIoTとして、子供向け教育用・ホビー用のIoT体験キットと、教育用として開発された小型コンピュータのラズベリーパイ(5,000円程度で購入が可能。)を使って製作された、農業用ハウスの土壌状態等の遠隔監視システムの紹介などがありました。


個人農家が自作のIoTシステムを駆使して、効率的・合理的に生産管理を行う時代になり、日本の農業における長年の課題である、農業従事者の高齢化、農業就業人口の減少、栽培技術の継承などの対策につながるだけでなく、個人農家を含む多様な農業経営の未来を切り開く手段として、農業IoT への期待が高まる講演となりました。

終了後には、受講者の方々との活発な質疑応答が行われ、農業IoTの進歩がもたらす日本の農業、農家への貢献について、理解を深めていただく機会となりました。


 次回は、1月9日(土)に「経済・社会を震撼させた新型コロナウイルス」(講師:三十三総研 別府孝文調査部長)を開催します。

以上