「北勢スマート農業研究会」第1回を開催しました

2021.1.13

2020年12月4日(金)13時00分より、ユマニテクプラザにて、生物資源学研究科の野中章久准教授が代表を務める「北勢スマート農業研究会」の第1回を開催しました。


本研究会は、農業の発展に向けた地域農業分析に基づくニーズ把握はもとより、三重大学発「自作型IoTシステム」の導入試験を通じた担い手農家のリテラシー向上等を目的としています。

第1回となる今回は、「スマート農業の開発の現状と実用性~植物工場から小さな農家まで~」をテーマとしたスマート農業に関する勉強会を開催し、自治体、農協職員、企業、学生等、総勢17名が参加しました。


冒頭には、野中准教授よりスマート農業推進の背景や現状に関する講演がありました。野中准教授からは、「スマート農業と言われるものは、大きな会社がお金をかけて作るシステムから農家が自作できる小さなシステムまで様々。これからの若い農家さんは工夫次第で必要なシステムを作ることができる。」といったコメントがあり、市販のIoT試作キットを活用した自作センサーの紹介も交えた説明が行われました。


続いて、外部講師として招聘した農研機構東北農業研究センターの稲葉修武氏より、「通い農業支援システム活用事例の紹介」と題した講演がありました。東北・関東地域における通い農業支援システム活用事例を題材として、どのような場面でシステムが活用されているかに加え、夜間見回りや温度確認作業の負担軽減など、システム活用によって得られた効果について紹介がありました。


 講演終了後には、参加者からシステムの耐久性や信頼性等について多くの質問が投げかけられたほか、実物のシステムに触れながら活発な意見交換が行われました。実際に作物を栽培している企業の方の参加もあり、システムの有用性について参加者は熱心に聞き入っていました。参加企業との新たな連携の可能性も感じさせる第1回の研究会は、盛会のまま幕を閉じました。


本研究会は、今年度あと1回ほど開催を予定しております。

以上