「四日市市民大学 21世紀ゼミナール」第4回を開催しました

2021.1.19

令和3年1月9日(土)、四日市市にある「じばさん三重」の研修室において、令和2年度の4回目となる「四日市市民大学 21世紀ゼミナール」(四日市市からの委託事業・北勢サテライト企画運営)を開催しました。


今年度の「21世紀ゼミナール」は、令和3年2月13日まで「デジタル時代到来 ICT、IoT、AI、ビッグデータは?」を統一テーマに計5回の開催を予定しています。また、コロナ禍のため、定員設定を例年よりも少ない40名に抑え、特に最近の全国的な感染者増大傾向の中、四日市市とも協議し、感染防止対策を一層強化したうえで、受講者の方々にご協力いただきながら対面形式で開催しています。

4回目となる今回は、「経済・社会を震撼させた新型コロナウイルス」(講師:株式会社三十三総研 別府孝文調査部長)と題して実施しました。


今回の講演では、世界を震撼させている新型コロナウイルスが、我が国の経済・社会へどのような影響を及ぼし、現在の経済・社会潮流をどのように変化させ、その結果、迎えることになった新しくも厳しい時代にどう立ち向かうかについて、大きく3つに分けてご講義いただきました。

最初に、新型コロナウイルスの影響について、内閣府等のアンケートなどのエビデンスに基づき、経済・社会に極めて厳しい状況をもたらしていること、働く人たちの意識も如実に変化し、人との接触が多い業種ほど仕事への満足度が低下している、あるいは、仕事から生活を重視するスタイルに変化していることなど、説得力のある分析が示されました。


続いて、現在の経済・社会潮流について、今回のテーマである、WITH コロナ・AFTERコロナに向けた取組に加え、2030年に期限が迫ったSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取組が進行している。そこにこれまで経験したことのない気候変動・異常気象、少子高齢化・人口構造の変化、財政状況の悪化等が相まって、先行きが不透明で、将来の予測が困難な時代(「VUCAの時代」)を迎えているとのご説明の後、最後には「VUCAの時代」に立ち向かうための、様々なヒントや手がかりを与えていただきました。

終了後には、受講者から、積極的にご質問・ご意見も出され、今回の講座を通して、新型コロナウイルスの影響や経済・社会潮流の方向性を正しく理解することができ、私たち個々人が「VUCAの時代」の生き方を考えるうえでの道しるべとなりました。

次回は、2月13日(土)に第5回目となる今年度の最終回を予定しています。



<参考>VUCAとは

VUCAとは、社会やビジネスにおいて将来の予測が困難になっている状態を示す造語す。予測が困難な要因として4つの「時代の特性」をあげ、頭文字を取って作られました。VUCAは元々、冷戦終結によって従来の核兵器ありきの戦略から不透明な戦略へと変わった1990年代の状態を表す軍事造語でした。その後2010年代に入り、変化が激しく不確実な社会情勢を指して、VUCAという言葉が転用されるようになったのです。

VUCAの頭文字は、V:Volatility(変動性)、U:Uncertainty(不確実性)、C:Complexity(複雑性)、A:Ambiguity(曖昧性)

以上