北勢サテライト「健康福祉システム開発研究会」第10回を開催しました

2021.1.28

2021年1月15日(金)17時より三重大学北勢サテライトの企画として、工学研究科の駒田教授が代表を務める「健康福祉システム開発研究会」の第10回を開催しました。

本研究会には、主に企業、大学、行政等の関係者らが参加し、産学官の連携により、超高齢社会において、ご高齢の方々が健康で健やかに生活できる環境を支援し、解決していく方法を考えることを目的としています。

今年度4回目となる今回も、新型コロナウイルス感染症の影響から、Zoomを活用したオンライン形式での開催となりました。


1.参加者の研究内容の紹介

1)三重大学大学院工学研究科 博士前期課程2年 柏 昴佑

「単動力腱駆動機構を用いた歩行アシスト装置に関する研究

研究目的は、単動力で二関節をアシストする腱駆動機構装置を提案すること。

高齢化社会の進展とともに、老化による運動疾患が原因で歩行が困難となる高齢者、要介護状態となる高齢者が増加している。この問題を解決するため、下肢筋力の低 下に注目し、軽量で簡単化したアシスト装置の開発を考えた。従来のアシスト装置は、高重量で高コストであることから、様々な角度から検証し、新たなアシスト装置のモデルを決定し実機を製作、動作確認やシミュレーションを行ってきた。その結果、以前の研究紹介のときよりも、機能を低下させることなく、更なる軽量化を実現した。今後は、いよいよ人を対象とした実機検証を重ねていきたい。

2)鈴鹿医療科学大学医用工学部医用情報工学科 教授 鶴岡 信治

「福祉機関での記入シートの自動入力システムの研究開発」

本研究をテーマに令和3年度の科学研究費補助金への申請を予定している。今年度の研究目標「食事チェックシートからキーボード入力の自動化」について、進捗状況を報告する。そして、来年度の研究目標「スマホのカメラで撮影し、品目ごとの栄養摂取量の自動推定」につなげたい。 現在、紙上の情報を自動入力するソフトについては、市販の文字認識(OCR)ソフトを使用し、低予算で開発できるよう進めており、エクセルに落とし込むところまで達成した。今後、データベースを構築し検証する予定であり、試作システムが完成すれば、老人ホームで使っていただく予定である。


以上のとおり、今年度の研究内容についての紹介がありました。

2.研究会の今後の進め方・開催日など

・今年度は、今回が最終回。来年度は3回開催する予定。

第1回  7月16日(金)17:00~18:30  年度計画等

第2回 10月15日(金)17:00~18:30  施設見学会

第3回  1月21日(金)17:00~18:30  研究発表会

以上