「北勢スマート農業研究会」第2回を開催しました

2021.3.16

2021年2月19日(金)13時00分より、ユマニテクプラザにて、生物資源学研究科の野中章久准教授が代表を務める「北勢スマート農業研究会」の第2回を開催しました。




本研究会は、農業の発展に向けた地域農業分析に基づくニーズ把握はもとより、三重大学発「自作型IoTシステム」の導入試験を通じた担い手農家のリテラシー向上等を目的としております。このような目的で設置した本研究会の第2回として、自治体、農協職員、企業、学生等を中心に、総勢18名が参加して開催されました。

冒頭には、本研究会代表の野中准教授による趣旨説明及び挨拶を行った後、農研機構スマート農業推進室 兼 野菜花き研究部門 上級研究員の武田光能氏をオンラインでお繋ぎし、「農研機構が重点的に進める研究開発課題とSDGs」、「担当者からみたスマート農業実証プロジェクト」等について実際の事例を交えて、お話し頂きました。実際の事例をご紹介頂くことで、より日本の農業の問題点や課題が分かり、スマート農業導入の重要性を理解できました。


続いて、野中准教授よりスマート農業発展の背景や現状に関しての説明があり、スマート農業推進のための課題と、導入に対してハードルを下げるための工夫を、事例を交えて話されました。

スマート農業は、大規模な会社がコストをかけて取り組んでいるイメージが強いが、市販のIoT試作キットとセンサーを組み合わせることにより、小規模な事業者でも負担が少なく気軽に導入できるシステムを組むことが可能です。現在においても様々な実証実験が進んでおり、近い将来、人の労力を減らす「使える」システムにはなると話されました。


講演会には、実際に導入を進めて頂いている企業の方の参加もあり、今後のスマート農業の可能性を始めとして、システムの有用性、耐久性や信頼性等について活発な議論が交わされました。実物のシステムに触れながらの意見交換も行われ、時間一杯まで議論は尽きぬまま閉会となりました。


大きな反響を頂いた本研究会ですが、次回は来年度の開催を予定しております。研究会への多くの皆様の参加をお待ちしております。

以上