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お知らせ

ユマニテクプラザ5者連携セミナーで工学研究科の池浦教授が講演を行いました

三重大学は、ユマニテクプラザにおける「知の拠点づくり」を目的に、東京大学、三重県、三重県産業支援センター、みえ大橋学園の5者により協定を締結し、地域の活性化を推進するため、様々な教育研究活動を展開しています。

令和3年2月22日(月)、協定締結2周年を記念してセミナーを開催しました。今回もメインテーマは、昨年2月の1周年記念セミナー、10月の5者連携セミナーと同様、「産学官連携で実現する産業競争力の強化」とし、サブテーマに「~スマートシティから考える都市の未来、そして産業の明日~」を掲げました。


今回、現下の新型コロナの感染状況を鑑み、オンライン参加可能人数を100名、ユマニテクプラザ会場での参加も可能と募集したころ、オンライン参加が84名、会場参加が47名と、多くの方に参加していただき、大変盛況となりました。

セミナーでは、東京大学情報学環長・学際情報学府長の越塚登教授が「データ駆動型スマートシティ:都市OSとサービス」、三井不動産(株)執行役員・柏の葉街づくり推進部長の山下和則氏が「スマートシティが目指す方向性とその取り組み」と題して、それぞれ東京からリモート講演を行いました。

本学からは、工学研究科長の池浦良淳教授が「ロボット工学によるスマート化への取り組み」と題して、プラザ会場から講演を行いました。


ロボット普及元年と言われる1980年以来、ロボットによるものづくり産業のスマート化が推進されてきたが、近年では、ロボットとITやAIが融合することにより、様々な分野でのスマート化がさらに進化しているとの説明があり、三重大学での取り組み事例や三重大学が目指す産学官連携のあり方について紹介されました。


池浦教授の講演後には、参加者から、人とロボットが共生するための安全性に関する規格化はどこまで進んでいるのか、中小企業はロボット導入のための初期投資が難しいのではないか、などの質問があり、池浦教授から、丁寧な説明がありました。

近年、全国各地でスマートシティの取り組みが推進されており、参加した皆さんは熱心に聞き入っていました。

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