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四日市商工会議所繊維紙工・機械金属部会セミナーで 人文学部・青木雅生教授が講演を行いました

令和4年4月21日(木)、四日市商工会議所において、同会議所繊維紙工・機械金属部会セミナーが開催され、本学人文学部の青木雅生教授が、「持続可能な企業こそ魅力的な企業-企業と社会のサステナビリティ-」をテーマに講師を務めました。セミナーは、青木教授が本学における講義直後の開催ということで、オンラインによる講演となりました。部会終了後の16時30分開始となりましたが、部会員24名の参加がありました。


三重大学は、北勢地域の産業界との橋渡し役となっていただく四日市商工会議所との連携強化を喫緊の課題としており、企業現場への研究成果の活用による技術導入、地域の持続的な発展に重要なリカレント教育等人材育成など北勢地域での活動強化を進めています。今回の講演は、この取り組みの一環として実現しました。

青木教授の専門は「経営学」ですが、今回のセミナーでは、三重県や四日市市が最重要課題の一つに位置づけているSDGsを、従来の地球環境問題に対する取り組みだけではない、企業全体の課題として捉える視点でのお話でした。その中で、各企業は、持続可能な企業として「地域になくてはならない存在」になることを目指す必要があり、また、「企業と社会のサステナビリティ」を目指すことこそ、最も重要な課題であるとの発言があり、そのための考え方やヒントが提供されました。


繊維紙工・機械金属部会は、四日市市の代表的なものづくり企業経営者によって構成されています。今回のテーマは、各企業にとって関心の高いテーマであることから、参加された皆さんは、熱心に聞き入っておられました。ただ、詳細な説明を行うには、少し時間が足りなかったこともあり、青木教授から、もう一度お時間をいただき、踏み込んだお話をしたいとの発言がありました。

今後、青木教授と北勢サテライトは、四日市市におけるSDGsの普及活動に取り組みます。このセミナーを契機に、多くの企業への展開が期待できるセミナーとなりました。

以 上

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