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お知らせ

「令和4年度 四日市市民大学 21世紀ゼミナール」第1回を開催しました

令和4年8月20日(土)、四日市市にあるユマニテクプラザの研修室において、令和4年度1回目の「四日市市民大学 21世紀ゼミナール」(四日市市からの委託事業・北勢サテライトが企画運営)を開催しました。

1978(昭和53)年度に開設された四日市市民大学(一般クラス)は、今年度で45回目を迎えました。三重大学は、この中の1つのコースとして「21世紀ゼミナール」を提供していますが、2006(平成18)年度から参加し今年度で17回目になります。

毎年ご好評を頂いており、冒頭、主催者である四日市市市民生活部次長兼市民生活課長樋口様よりご挨拶の通り、コロナ禍にもかかわらず今年度も定員を大幅に超える応募をいただきました。今年度は、「ウイズコロナの時代を乗り切る知恵...多方面の研究から学ぼう」を統一テーマに計5回の講座を予定しています。三重大学の行う多種多様な学術分野の研究を切り口に、新型コロナウイルスという試練と戦い、この時代を乗り切るヒントを市民の皆様と共に探し、考えます。

1回目の講座は、「生涯にわたって運動と豊かに関わるために」と題して、三重大学教育学部の後藤洋子特任教授が講師を務め、30名が参加されました。


前半は、加齢に伴う体力の変化に焦点をあて、実例や過去の体力測定データをもとに、日常生活の中での運動の重要さについて学びました。後半では、実際に各自の背骨の形を紙に書き写して把握し、健康維持のためにキーポイントとなる「正しい姿勢」になるヒントを得ました。また、三重とこわか国体・三重とこわか大会のために後藤特任教授が振付を担当された3種類の「とこわかダンス」から、「座位バージョン」を取り上げてレッスンが行われました。ダンスを実践するシーンでは、皆さん、楽しそうに体を動かしていました。


最後には、後藤特任教授より「成功の反対は、何もしないこと。それぞれ心身の状態や環境に合わせて、自分に合った運動を見つけて楽しくチャレンジしてほしい。」と、受講者へエールが送られました。

次回は、9月17日(土)に「コスモポリタンの哲学者・カント」(講師:三重大学人文学部 田中綾乃准教授)を開催予定です。

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