のろし上げの写真展を開催中(忍者のろし研究)

2021.3.30

2月に白米城跡と白山城跡で実施した「のろしあげ」の市民や会員が撮った写真展を松阪市のカリヨンプラザ3Fで実施中です。今年はコロナのためかやや市民からの応募が少なかったです。皆さんの力作と共に、大河内、阿坂、伊勢寺、松江ならびに中原小学校等の生徒の感想文等も掲示しております(写真1)。

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写真1

2月の風向は一定しないので、写真は苦心の作がおおいです。特に白山城跡では、視界を確保するために木を伐採しましたが、それによって風の道ができて、南東方向(寶塚古墳等)からはほとんど確認できませんでした(図1)。

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図1

もっとも風のおかげで白山城跡からの煙は風下の白米城跡で見事に確認されました(写真2)。ある会員が松尾神社(山頂の駐車場)で両者の写真を撮ろうとしましたが距離が離れていてレンズを工夫しないと難しいとのことでした。

noroshi02.jpg 写真2

いずれにしても、同じ時間に、同じ現象(イベント)を、様々な場所で見るということは不思議な連帯感を生みだします。横の連絡が疎になっている現代において、通信手段よりも、"連帯感を作る場所の提供"の意味も重要かもしれません。

皆さんも是非見に来てください。今後は4月1日から松阪市内の百五銀行で展示する予定です。