伊賀の里山研究報告 第4回里山整備

2017.7.10

第4回里山整備

社会連携特任教授 荒木利芳

                         

 第4回里山整備は7月10日(月)に4名が参加して行われた。最初に昨年2月に椎茸の菌打ちをしたホダ木約60本を寝せて積んでいた中野の森東側に行き、風通しが良くなるように各ホダ木を斜めに立てかける作業をした。積み上げたホダ木を1本ずつ運び出しているとタヌキのような動物が逃げ出した。よく見るとハクビシンであった。この里山にも住み着いているのであろうか。ホダ木を組み直し、寒冷紗をかけた。次に西側の斜面へ移り、モニタリング場所ならびにその周辺の竹や灌木を伐採し、玉切りして集積した。モニタリング場所だけでも灌木や特に竹の量が多く、伐採したこれら木や竹の完全除去にはもっと時間がかかるものと思われる。

無題.png 里山整備4-2.png 里山整備4-3.png

1年半前に菌打ちしたほだ木      斜めに組みなおしたほだ木     格子状に水平に積み上げたほだ木

 

里山整備4-4.png 里山整備4-5.png 里山整備4-6.png

竹や灌木の伐採               竹の伐採、運搬、集積                作業終了