上野高校理数科1年生夏の科学実習

2018.8.21

 平成30年7月30日に,ゆめテクノ伊賀3Fテクノホールにて,上野高校理数科1年生を対象に,夏の科学実習を行いました。今年のテーマは「飲み水を科学で調べる」です。実習の流れは下表のとおりです。

実習内容

AM

市販されている水や水道水のきき水

パックテストによる硬度測定

ビュレット作製

滴定の練習

PM

きき水した水の滴定法による硬度測定

家から持参した水道水の滴定法による硬度測定

まとめ,課題作業

はじめに,5種類の水(市販されている水,水道水)について銘柄などを隠してきき水をしてもらい,おいしいと思う順に順位付けをしてもらいました。その後,おいしい水とはどんなものか?それを決める要因の1つである硬度(カルシウムやマグネシウムの量)についての説明をしました。そして,きき水した水を使い,分析操作が簡単なパックテストを使って硬度を測定しました。

次に,より精度よく硬度を測定するために滴定法(キレート滴定)の説明を行い,実際に硬度測定に使用するビュレットという実験器具を1人1台製作してもらいました。このビュレット製作はマイクロスケールという少量の試料や試薬で分析することを目的としています。製作後,蒸留水を使ってビュレットの操作に慣れてもらい,そして,滴定法の練習を行いました。

午後は,きき水した水,生徒各人が家から持参した水道水を滴定法により硬度測定しました。最初の方は悪戦苦闘していましたが,慣れてくると1回の滴定操作をこなす時間がドンドン短くなっていきました。

最後に,結果のまとめ作業および3日後の校内での発表会に向けての課題が提示され,それについて班内で調べ,ディスカッションしました。今回,試みの1つとして,生徒各人が家から持参した水道水について硬度を調べて,その結果を地図上に表してみました。硬度の地理的分布が思いのほかきれいに現れました。(写真は左から きき水しながら話し合っている様子、 滴定している様子、硬度の地理的分布)

上野高校HP(リンク先→) http://www.mie-c.ed.jp/hueno/?p=3877

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