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第5回 「IGA地域情報交流カフェ」を開催しました

6月28日(火)午後6時からゆめテクノ伊賀で第5回IGA地域情報交流カフェが開催されました。伊賀地域内中小事業者・創業者などの一般参加者が45名、関係者が20名の計65名が参加しました。


第5回IGA地域情報交流カフェの様子

吉岡 基 三重大学副学長の開会の挨拶

第1部は、三重県よろず支援拠点チーフコーディネーター 野垣内 斉氏が「三重県よろず支援拠点の活動状況および創業支援事業例紹介」を、三重県よろず支援拠点コーディネーター 中野 昭彦氏が「三重県内のインキュベーション活動状況について」の講演がありました。


野垣内 斉氏の講演風景

中野 昭彦氏の講演風景

第2部は、伊賀から発信するものづくりの情報提供として2題の報告がありました。

(1)鉄鋼メーカーの農業分野進出に関する話題提供は、藤澤建機(株)営業グループ主任 福井 宏史氏による「完全人工光型植物工場の現状と展望」でした。水に強い製鉄加工技術を活かした丈夫な鉄製水耕栽培装置を組みこんだ植物工場設備の販売及び実際に水耕栽培したレタスの生産・販売に加えて、レタス栽培の環境条件などに関する伊賀研究拠点との共同研究の報告もありました。

(2)志摩市への販売成功と商標登録に関する話題提供は、(有)梶匠代表取締役 梶谷 正和氏による「風通織によるコースターの商品化と拡販の現状」でした。世界に誇れる西陣織の技で地域の風景やイラストなどを鮮明に描ける織物技法は、前回の交流カフェで特許や商標登録などの知的財産に関する講演をされたゆめテクノ伊賀コーディネーター(知的財産)の杉山 早実氏の指導を受けて進めた商標登録が実践的効果を発揮、全国推奨観光土産品審査に合格し先の伊勢志摩サミットにおけるお土産や名張市のふるさと納税返礼品などに採用された素晴らしい実績の報告でした。風景や人物の図柄が入った織物で製作した風呂敷や小袋やコースターは、生活に便利なものだけでなく広報的な要素も高く見ても使っても楽しそうな商品でした。


福井 宏史氏の講演風景

植物工場で栽培し実際に販売されているレタス

梶谷 正和氏の講演風景

風通織のコースターや小袋

第3部は、コーヒーやお菓子が用意されたコーヒーブレークで参加者が情報交換や名刺交換をする交流会でした。最後に、主催者側(伊賀市文化都市協会)の挨拶として山下 章光氏が締めくくられました。


山下 章光氏の挨拶

交流会の様子

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