大分県からの薬草関連視察団を迎えました

2016.11.12

2016年11月12~13日

教授  山本 好男

 

11月12・13日の日程で、大分県にある(公財)ハイパーネットワーク社会研究所の大場善次郎理事長はじめ地域健康・農業・観光研究委員会の9名が三重大学伊賀研究拠点及び薬草栽培関連施設の視察に来られました。

初日

 飛行機、バスを乗り継いで伊賀市駅到着が14時30分でした。ホテルで宿泊手続きを終えて、まず視察の第一弾として上野公園を案内しました。雲一つない空に上野城がそびえたち、視察団を迎えてくれました。

伊賀研究拠点に移動し、暗くなると見えなくなるので先に「有用薬草園」で栽培中の薬草、毒草を見ながら説明を行い、質疑応答を行いました。

3階テクノホールで、施設(ゆめテクノ伊賀、三重大学伊賀研究拠点)の概要説明および薬草栽培の課題について説明しました。薬草の栽培構想についてはしっかりと検討されていたようで、栽培の実際に関する質問が相次ぎました。伊賀拠点の施設見学の時間も無くなるほどの質問で、お迎えの車の出発予定時刻を大幅に遅らせてしまいました(次の予定があった運転手さんに申し訳ないことをしました)。次いで、市中に会場を移し、伊賀の銘酒、名産品を食しながら交流を深めました。

2日目

 8時半にホテルを出発、名張市内の農事組合法人三重伊賀里山整備活用組合(更井順哉組合長)を訪ねました。トウキ(写真1、2)、ミシマサイコ(写真3、4)の栽培圃場で更井さん、福本さんに大変親切に栽培にあたって栽培の実際や課題や問題を説明していただきました。ここでもバスを降りるとすぐにトウキを前にして多くの質問がありました(写真5)。また、栽培圃場を見学の途中、周辺の農家の方とも会話している姿が見られました(更井さん、福本さんお忙しい中詳細な説明、栽培の詳細説明書ありがとうございました)。

 名張を後にして、昼食は甲賀市内の薬膳料理の店へ案内しました。ここでもお店の方に素材(薬草)について質問しておられました。残念ながら食べる前に写真を撮るのを忘れていました。

 昼食後は甲賀市の薬学習館へ案内しました。学習館の藪さんに、薬草やくすりの歴史、薬の製造、販売などの展示について説明していただきました(写真6)。その後各自見学をし、受付で薬草に関する本を購入されていました(写真7)。

見学を終えて予定変更。余裕をもって空港につきたいとのことで、訪問予定の甲賀流忍術屋敷・健保茶試飲)をキャンセルしてJRびわこ線南草津駅までお送りしました。夜遅くにはおうちに帰られたことでしょう。 みなさんお疲れさまでした。

翌日、大場理事長からお礼と薬草、薬草栽培に関わることの難しさを改めて感じ、研究会を進めることに気が引き締まった旨のメールをいただきました。


写真1 トウキの栽培風景

写真2 トウキ

写真3 サイコの栽培風景

写真4 収穫前のサイコ

写真5 説明して頂いた更井理事長【中央】、福本さん【左】、右が大場理事長

写真6 薬学習館で説明を受ける

写真7 受付で本を購入