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月ヶ瀬(奈良県)に「月ヶ瀬ミライ」を訪ねる

社会連携特任教授   加藤 進

 

 1月23日(月)は雪をついて月ヶ瀬です。月ヶ瀬には「地域おこし協力隊」が2名入っています。興味があったので、月ヶ瀬ミライを取材しました。我々は梅の里の印象がありますが月ヶ瀬の人にとっては桜の里とかいうみたいです。さて、バイオマスセミナーや竹の仕事で知り合いになった猪飼さんの仲介で「月ヶ瀬ミライ」を訪問しました。当該地もご多分に漏れず、過疎化、高齢化がすすみ空き家が目立ちます。その1軒を格安で借り受けてシェヤーハウスとして利用されています(写真1)。


写真1

写真2

この一室でメンバーの方、協力隊員の皆さん約8名との意見交流会です(写真2)。この活動では、2回/月の割合で定例会を開き、

   麻雀

   餅つき

   獅子鍋

等で交流を深めています。炭焼き(写真3)にも緒戦していますがまだ商品には至らないとのことでした。面白いことを聞きました。炭焼きをしていると、当然ですが煙突から煙が出ます。この煙をみつけて古老がやって来る、そして、炭焼きのコツを伝授してくれるがみんな助言の内容が異なっていて困るという事でした。けれども、"炭焼きの煙"がコミニケーションの架け橋になっているのは素晴らしいことです。

月ヶ瀬も獣害を受けています。鹿が多いという事でした。昼ごはんはシカ肉の燻製、燻製の卵、そして鹿肉のシチューでした(写真4)。美味しいコーヒーで満腹になりました。若いメンバーがいることが強みのようです。


写真3


写真4

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