阿保宿に元気どころが?

2017.3.11

加藤 進   社会連携特任教授

 

3月11日(日)に青山(阿保宿)にある"いっぷくしてだ~こ!"を訪問しました。タウン情報誌YOUの記事を見ての訪問です。食事をしながら、世話役の太田さんからいろいろとお話を聞きました。運営活動に携わっている皆さんはおおむね65歳~83歳とのことでした。最初の回転資金の一部は伊賀市の補助金とのことでした。


 写真1

写真2 

阿保宿には地域おこし協力隊は入っていませんでした。そのかわりの伊賀市在住の三重大生が協力をしてくれた模様です。青山には中央を初瀬街道が通っており、かつては伊勢参りでにぎわったといわれています。近鉄青山町駅を降りて、川をわたり、歩くと若戎酒造があります。斜め前には街角博物館(たはらや)があります。この中には喉から手が出るほどのお宝があります。さらに西に街道を進むとありました。空き家になった民家を改造した"いっぷくしてだ~こ!"です(写真1)。

お店の中に入るとひな人形が出迎えてくれます。(写真2・3)壇の下にある竹雛もなかなかの作品です。青山でも竹の処分には困っているとのことでした。外には竹で作った花壇用のかごもありました。みなさん竹で苦労しています。ランチもできるということで頂きました。


写真3

今日のメニューは田楽でした。(写真4)伊賀では田楽が一番です(ただし、夏期は保存が難しいのでメニューは代わるとのことです)。私が着いたのは1時前です。でもひっきりなしにお客さんが入ってきます。でも食べるだけではありません。隣の部屋では囲碁を楽しんでいる人々が。娯楽室は食事のできる部屋とは独立していました。


写真4

これなら静かに囲碁が楽しめますね。まだ、このカメラは買ったばかりでフラッシュが上手く焚けず画面が暗くてすみません。次の写真(写真5・6)は皆さんの会食風景ならびに私が帰る直前に押し寄せたご婦人一行の状況です。


写真5

写真6

みなさん楽しそうでした。H28年11月2日からの開店とのことでした。まだ、期間は短いですが、①病院の帰りに寄ってくれるお客さん、②一人で暮らしている高齢者が毎日来てくれる、③テレビに守りをしてもらうのではなくここで皆とお話ができる等、確かな変化が現れつつあるようで、太田さんは手ごたえを感じているようです。陽気が暖かくなったら若者を対象にオープンカフェ等の計画もあるようです。また、梅雨前に訪問したいと思っています。

なお、最後の写真(写真7)は田楽を焼く秘蔵の炉です。真中の金属製の円柱網の上に炭を置き、田楽の大きさに合わせて、上下にレンガを置いて間隔を調整します。かつての田楽コンロはもう入手できないとのことでした。


写真7