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お知らせ

第4回海女学講座Ⅰ<11月25日>が開催されました

海女学講座Ⅰの第4回が開催されました。

海女研究センターの研究集会を兼ねて、「海女と海藻」をテーマにシンポジウム形式で行われました。まず前川行幸氏(三重大学名誉教授)による基調講演があり、続いて倉島彰氏(三重大学生物資源研究科准教授)から「海女と海藻-なぜ藻場が大事なのか-」と題して、海藻についての基礎的な解説と磯焼けが進む海の現状、藻場再生のための取り組みを紹介する講演がなされました。それを受けて、出席した三重県水産研究所、鳥羽市水産研究所所や三重大学、東京海洋大学の水産関係の研究者から様々なコメントが寄せられ、充実したシンポジウムとなりました。藻場造成に用いる海藻の選択、ガンガゼ駆除の生態系に与える影響、海を見守る方法、環境の変化をどのように受け入れるか、など今後も継続して議論していきたい深みのある内容でした。

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