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お知らせ
第17回三重大学発産学官連携セミナーin伊賀が開催されました
2月5日に、「第17回三重大学発産学官連携セミナーin伊賀」が開催されました。
このセミナーは三重大学伊賀研究拠点の主催で行われ、伊賀地域の活性化を目的に、三重大学と伊賀地域との産学官連携について講演・報告が行われています。 今回は、「歴史文化的資源を活かした地方都市再生の展望」をテーマに開催されました。会場となった伊賀市のヒルホテルサンピア伊賀には、118名の参加者が集まりました。
冒頭の開会挨拶では駒田美弘学長をはじめ、共催機関の伊賀市より岡本 栄市長から挨拶をいただきました。
駒田 美弘学長 岡本 栄市長
続いて金澤町家研究会理事長(金沢大学名誉教授)の川上 光彦氏より「金沢市における歴史文化的資源を活かしたまちづくり」と題して基調講演が行われました。NPOのまちづくりにおける役割や金沢市町屋再生を詳細に時代背景も加味しながらお話頂きました。また、「柳ヶ瀬商店街における空きビル等の不動産ストックを活用した地域再生」では岐阜大学の出村嘉史准教授による講演が行われました。岐阜の起業を主においたまちづくり、町を経営するという発想など新鮮な目線でお話いただきました。
川上 光彦氏 出村 嘉史氏 浅野 聡氏 福島 伸孝氏
三重大学大学院工学研究科 浅野 聡准教授の「地方都市再生に向けた歴史文化的資源を活かす景観施策の実践」では伊賀市文化的景観の特徴をお話頂き、伊賀市教育委員会文化財課の福島 伸孝氏による、「伊賀市における歴史的風致維持向上計画への取り組み」では伊賀市各所の歴史的風致についてお話いただきました。
パネルディスカッションの様子 [左から浅野氏、福島氏、出村氏、川上氏) 上野高校理数科1年生
パネルディスカッション後には、伊賀研究拠点で8月に行われた三重県立上野高等学校理数科1年生による「飲み水を科学で調べる」をテーマにした「夏の科学実習」について報告が行われました。
中村 忠明理事長
最後に公益財団法人伊賀市文化都市協会の中村 忠明理事長より閉会挨拶を頂き、終了しました。
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