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高大連携授業 上野高校理数科1年生夏の科学実習
上野高校理数科1年生夏の科学実習
紀平 征希 研究員
7月31日,8月1日にゆめテクノ伊賀3Fテクノホールにて,上野高校理数科1年生を対象に夏の科学実習を行いました。今年のテーマは,「食と健康~しおを題材に~」です。2日間の実習の流れは下表のとおりです。
実習内容 |
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1日目 |
AM |
スナック菓子・漬物の味比べ, すまし汁・味噌汁の調理 |
PM |
食べることを正しく理解しよう(講義) ビュレットの作製,滴定の特訓 |
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2日目 |
AM |
調味料の塩分測定 |
PM |
望ましい食生活について(講義) まとめ |
1日目の午前中は,まずスナック菓子3種類および漬物3種類について試食し,自分の舌で塩分が高いと思う順に順位付けしてもらい,実際にラベルに表記してある塩分量と比較してもらいました。次に,だしの素,減塩味噌,普通の味噌を使って味噌汁を調理し,だしによる減塩効果などについて調べました。
1日目の午後は,まず久松先生より「食べることを正しく理解しよう」の内容で講義があり,正しい食の理解と習慣が成績アップにつながるとのことでした。次いで,実際に塩分測定に使用するビュレットを一人一台製作してもらいました。このビュレット製作はマイクロスケールという少量の試料や試薬で分析することを目的としています。製作後は滴定に慣れ,翌日の分析に備えて何度も分析の練習をしました。
2日目は教育学部の4年生2人の方もTAとして実習を補助してくれました。午前は,10種類の調味料(各種醤油,ソース,つゆ,味噌など)の塩分(正確にはCl)をモール法により測定しました。前日に練習したせいもあり,生徒たちは慣れた手つきで滴定を行っていました。
2日目の午後は,教育学部の磯部先生より「望ましい食生活について」の内容で講義があり,生徒たちは日ごろの食生活と照らしながら聞き入っていました。最後にこの2日間のまとめ作業を行いました。3日後の校内での発表会に向けて課題が提示され,それについて班内で調べ,ディスカッションしていました。
漬物を食べ比べているところ 味噌汁を調理しているところ
適定で溶水の色が変化している様子 制作したビュレットで塩分測定中
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