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理科の出前授業でのプログラミング

11/18(金)は同じ松江小学校で理科のプログラミング(2限×2回)です。内容はいまごろ中学二年でならう「計測と制御」の先取りです。ちょっと内容は難しいですが、みなさん頑張って取り組んでくれました。これもICT支援員のサポートと専科担任のご指導の賜物です。今回はセンサー(付属のMIC)を使って教室の騒音を測って、条件分岐をさせることがテーマです。2限目では、さらに発展させて簡易版のオシロスコープを作ってみました。多分8割程度の子供たちが完成させたと思います。「先生!できた。見て見て」という嬉しそうな顔がいまでも脳裏に焼き付いています。

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まず「〇調べる」ブロックの音量の□にチェックを入れてMICの使用を許可します(なお、この操作はiPadの場合、授業の開始時にやっておくのが一番です)。こうしてから、これまで使っていない六角形の形をした命令ブロックを導入し、操作に馴れてもらいます。あとは「〇制御」の繰り返しの使い方のmasterです。つまり「10回繰り返す」と「ずっと」の違いです。これもこちらが出した質問にすらすら答える児童がいてビックリしました。1限目では適当な音量の"閾値"を設定、音量に応じて背景が変わるようにプログラムを組みました。うるさい背景と静かな背景は、あらかじめ児童に専科の教諭がホームワークとしてありました。面白い背景が沢山出ました。

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ほほえましい騒々しい&静かな背景です。やはり、子供たちの自主性を尊重することが大切なのが良くわかります。

 2限目は、5分間の休憩をはさんで、オシロスコ-プ作りです。どうしてもx-y座標が入りますが・・・心配するのは講師側のみのようで子供たちはノビノビ・・・作業をしていました。出来上がった一番簡単なプログラムは添付の通りです。スクリーンでは各ブロックの意味を伝えるために、報告者は余分な命令を含んでいたのですが、児童の方はいらない部分をカットしてくれました。

自分にとっても楽しい生きがい出前授業となりました。

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また、振り返りの一部を載せておきます。

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