今日は市教研(伊賀)です

2013.8. 7


加藤 進 社会連携特任教授
紀平 征希 研究員

  またこの季節がやってきました。もう伊賀で講師を始めて

5年目です。
 
 今回のテーマはリードスイッチモーターで、会場は大山田

小学校です。(直流)モーターは4年生くらいでソーラーモー

ターとして学習します(この時点では構造には触れない)。

 モーターは5年生になると「電流が作る磁界」すなわち電磁

石という単元で出現します。けれども、我々が小学校で習っ

たブラシや整流子は出てきません。したがってモーターの回

転の説明がきわめて難しいものとなります。
 
 そこで考えたのがブラシレスモーターです。現在、私たち身の回

りにあるブラシレスモーターはリードスイッチ(RS)によって巧みに

電磁石をON/OFFし、回転子(ローター)を回すものです。詳しい説

明はH25年度エネルギー・環境教育学会予稿集(島根大学)をご

らんください。
 活動記録には回路図を載せておきます。RW−コイル(空

芯)−電池は直列に接続します。コイルの自己誘導を利用

して、1.5Vの乾電池でLED(赤)を点けたい場合はコイルに

並列にLEDを乾電池とは極性を逆にして取り付けます。約

1時間で全員が完成しました。
 
 私は、小学校の教材の具備すべき条件の一つは完成度

だと思います。この単元で取り上げられるクリップモーター

は見事な作品ですが、完成度が低い欠点があります。今回

を含めて受講者(教師=20人、生徒=20人)で1時間〜1時

間半で全員完成しております。
 
回路図
 作った後は、ローターの上に、ベンハムの独楽、レインボー独楽、大王独楽などの型紙を載せて遊びました。いろいろと発展

性に富むのもこのタイプのモーターの特徴です。
 
 最後に、参加された先生方ご苦労さまでした。私たちにとっても楽しいひと時でした。今後は、この教材を教科書に載せるた

めに頑張っていきたいと思います。