2回目の理科教員研修会(四日市)です

2013.11.22


<加藤 進 社会連携特任教授>

 1122日は会場を四日市に移して2回目の理科教員研修会

(三重県教育委員会主催)です。今回は前回の反省も含めて新

しい教材(ジャンパーつき麦球とペルチェ素子)を加えた研修

会です。ブレッドボード(写真1)でLEDを点ける前に、ブレ

ッドボードの特徴を知るうえでジャンパーつき麦球を準備し、

3V
で点灯させました。これで、ブレッドボードの配線特徴を理

解してからLEDを点灯させます。15mA程度でLEDを点けるよう

に電流制限抵抗を計算します。
写真1
  計算式は

                 15mA=(3V − 2V)÷R(Ω)
   

です。3Vは乾電池の出力、2Vは赤LEDVf(順電圧)です。ここでは100Ωで代用します(現場では電流制限抵抗

を着けずに回路を組んでLEDが破損したと聞いています)。このようにするとハンダの苦手な人も問題がありません。

ぜひともこの教材を小・中学校の電気学習に広げたいものです。なお、秋月電子では、電流制限抵抗を内蔵したLED

(写真2)も販売しております。電流制限抵抗の利用が必要なことを理解した上では、このLEDは電池に直結できる

ので便利と言えば便利です。

  

                        写真2

最近注目されている教材が、ペルチェ素子(写真3

)です。この素子は温度差を与えると発電をする能

力があります(応用物理学会で教えていただきまし

た)。一方の面を体温であたため、他方を保冷剤で

冷やすと20℃程度の温度差ができます。これを利用

して発電し、ソーラーモーターを回すことができま

す。みなさん驚いた様子でした。いろいろな会に参

加して情報を取ることが必要です。私も8年前に見た

ものが今役に立つとは思っていませんでした。

次回は「太陽電池と回路」というテーマを加えて、準備教材

をさらに発展させて使用したいと思い、準備を進めています。

ご期待ください。

日程の関係で多気中学、南中学(伊賀)からの参加もありま

した。遠い中ご苦労様でした。研修参加者は少なかったですが

、その分充実した実験ができたような気がします。なお、いろ

いろと準備をしていただいた山川先生(県教育委員会)にもお

礼申し上げます。

 
 
                       写真3