伊賀サテライト三重大学地域拠点サテライト
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お知らせ
H26年度初の出前です(松江小学校)
加藤 進 社会連携特任教授
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松江小学校は4年、3クラス(25人×3)ですがみんな 大きな声で文章が読めました。今年からは、中学〜高校 の内容も鑑みてダニエル電池も講座の中で解説すること にしました。今回はその背景に短く触れてみます。J.F. ダニエル(イギリス人)はボルタ電池ではZn板から水素 が出るのを科学的に検証し、アマルガム化することを考 えました(要するに水素化過電圧を上げる)。この結果 、我々が学習したダニエル電池の発見に結びつきました。 |
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現在ではダニエル電池は、①塩橋型、②半透膜型が主流ですが、最近ミクロスケール化実験やGreen chemistry の立場から③小型ダニエル電池も登場しています。何と言ってもダニエル電池ではたった1個でソーラーモーター を回すことができるパワーで、30〜40mAの電流を取り出すことができることです。今日はひょんなことから発見が ありました。ミクロスケール実験ではダニエル電池を作る際にセロファン紙をセパレータに使います。しかし、持 ってきたつもりですが見つかりません。苦し紛れに薬包紙を使ってみました。うまくダニエル電池ができてmotor が回りました。薬包紙は半透膜的性質を持ち、セロファン紙よりも取り扱いが簡単でお勧めです。ぜひとも皆さん も挑戦してみてください。 |
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