伊賀サテライト三重大学地域拠点サテライト
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お知らせ
白鳳高校ー2回目ーの分析実習です
服部 吉男 | 社会連携特任教授 |
加藤 進 | 社会連携特任教授 |
紀平 征希 | 研究員 |
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6月26日についで7月10日は2回目の実習です。過硫酸カリウム でオートクレーブ分解した試料を紫外線吸光法(λ=220nm)と モリブテンブルー法(λ=880nm)で定量分析です。全窒素では 、分解した試料を分取し、HCIで中和後に比色します。 |
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上図は初めて作った全窒素の検量線です。初めにしては良くできていると思います。一方、全リンでは、アスコルビン酸とモ リブテン酸塩の発色液(写真)を作り、試料に加えて放置する発色操作が入ります。アスコルビン酸溶液は無職透明です。 |
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同じくモリブテン酸塩も無色透明です、ところが1:5の溶液率で混合すると黄色に発色します。これを試料に2ml加えて、夏 季なら常温で発色(30min)させます。下図はリンの検量線です。これも良くできていると思います。ピペットに比べるとオート ピペットは分取体積が一定になるものと思われます。詳しい解析はまだですが、定性的には「しょうぶ」は貧栄養を好むようで す。特に、Pの濃度はかなり低いことがわかりました。実習生の真剣な様子をご覧ください。 |
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