平成21年上野新都市「ゆめぽりす伊賀」内に産学官連携地域産業創出センター「ゆめテクノ伊賀」が設立されまし
た。三重大学伊賀研究拠点はこの建物の中にあります。公益財団法人伊賀市文化都市協会主催の「こども大学」は、
実験や工作などを通じて科学を楽しく学んでもらい、将来地域に貢献できる人材育成を目指した小学生対象のイベン
トです。年2回のペースで開催し、できるだけ多くの小学生に楽しんでいただくために午前の部(30名)と午後の
部(30名)の2部だてで開催しています。8月8日(金)に開催したイベントで10回目を迎えました。
三重大学社会連携研究センター伊賀研究拠点は共催でこのイベントに協力してきました。今回は、加藤進特任教授
が「光のサイエンス」、土屋竜太研究員が「紙に書かれた忍者文字を解読せよ!」のテーマで講義と実験・工作をし
、特別イベントとして14名の伊賀白鳳高校生のご協力を得て「ソーラーカー」の展示・試乗を行いました。白鳳高校
エコカー部(未来factory)は先日鈴鹿のソーラーカーレースに出場したばかりの現役。やっとの思いで狭い運転席
に座った子供たちは興奮気味。またとない機会なのでワンショットに熱が入ったようでした。
人文学部のドイツ人留学生6名は伊賀市内で約2週間のインターンシップ体験中最後のプログラムとして午前の部の
こども大学に忍者ブランドのTシャツ姿で参加しました。ドイツ人留学生と伊賀地域の小学生が一つのテーブルを囲
んで違和感なく楽しく学習しました。素晴らしい国際交流が「こども大学」で実現しました。
日本の子供たちは、科学の楽しさだけでなく外国人との新しい出会いの機会も体験できました。
その他の記事についてもご覧ください<トップはこちらから> |