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プログラミング小ネタ集 (15)

なかなかTello(ドローン)を描く暇が無くてすみません!今回はやや小学校高学年~中学用のメモです。おそらくはプログラミングで教師が一番苦労するのが条件判断(Conditional Branch)です。Raspberry Pai4ならActuatorがつなげるので問題ないですが、i-padやパソコン版では難しい(特にi-padがダメ!)。

 いろいろ考えましたが、Scratchでオシログラフを作るをRemixしてみました。是非とも使ってみてください。このプログラムのミソは閾値(TH)をスライダーを使って自由に変えられるようにしたことです。その結果、閾値の設定によって、条件判断のレベルが任意に変えられるようになり、試行錯誤でTHと条件判断の関係が腹に落ちるかな?というものです。スライダーの出し方ですが

21.8.16.jpg

   ☞ ①●変数でTHという変数を作り

     ②ポインターをできたTHの窓に置いて右クリック、

     ③THがやや大きな窓に変化

     ④クリックするとスライダーを選択

なお、今回は範囲は0~100ですが場合によっては最小値と最大値の設定も可能です。図のとおりです。

 この操作ができたらオシロのプログラムです。これは極めて簡単ですので説明は省略します。なお、パソコンによってはMicの特性の関係で音が小さい場合があります。この時は音量×2の命令を使います。

 プログラム例を以下に示しておきます。理科&算数の学習で使ってもらえば最高です。使った方は感想など伊賀拠点に送ってもらえば嬉しいです。

21.8.16.1.jpg

なかなかScratchは使いこむと奥が深いことが分かってきました。現在は、3D-表示に挑戦中です。なかなか難しい!

☞なお蛇足になりますがこれはScratch2でも可能ですのでご心配なく

★やはり高校で習った数学2Bと数学Ⅲが基礎になるな!

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