伊賀サテライト三重大学地域拠点サテライト
伊賀連携オフィス・伊賀研究拠点
お知らせ
桜丘学園と高大連携です
久松 眞 副所長
加藤 進 社会連携特任教授
中井茂平 社会連携特任教授
再生可能エネルギー(バイオマスエネルギー等)をテーマに高大連携の始まりです。日程は4月からから開始、以下の通りです。 | |||||||||||||||||||
表1 プログラム
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受講生は12〜15人(引率教諭2名も含む)で、2〜3時間講義です。8月のOpen schoolに向けて、バイオマスエネルギー (特にバイオエタノールの合成を行い、中学生に展示したいとの要望)を学習したいとのことでした。この講座には別の 目的、すなわち、バイオマスエネルギーに関して、異なった専門・背景を持つ3人の講師を通じて、若い世代にエネルギ ーの多面的を理解してもらう、異なったアプローチの方法・考え方に触れてもらうこともあります。 |
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私はBDF(バイオディーゼル燃料)を担当しました。写真は廃 食油を使ってエステル化反応(写真1)を60℃でやっている様 子です。慣れた手つきで、廃食油にKOH−Me-OHを添加して いる事が分かります。1時間程度で合成は終了します。 |
![]() 写真1 |
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![]() 写真2 |
写真2では上層がBDF、下層(やや暗色)が副生グリセリンです。 上層の粗BDFを中和・水洗し、脱水を行うと品質の高いBDFを得る ことができます。この話は単位操作(化学工学)になります。 以前に購入したエンヤの模型エンジ(排気量)2.5ml、 写真3)に BDF(B10)を入れて久しぶりにエンジンを始動させてみました。 |
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初めはすこし模型エンジン用の燃料が残っているのでやや青 みを帯びた排ガスがでます。しかし、1minくらい動かしていると 、排気ガスは白色に代わり、臭いもテンプラ臭にかわります。 通常のディーゼルエンジンの問題はブラックスモーク(黒煙)で すが、BDFに代えると黒煙は発生しません。BDFの一つの特徴 も観察しました。 |
![]() 写真3 |
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