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ちょい悪親父の孫に自慢できる冬休み工作


     加藤 進    社会連携特任教授
 


 

 今日は幸公民館(松阪;新良館長)で、表記の講座です。これは初

めて試みで、大人を対象にした1時間半の講座です。ちょうど同年

輩の方々8人です。まだまだ老け込むには早すぎます。アタマに"渇

"を入れるために、少し難しい工作を選んでみました。この時期は何

と言っても静電気です。暖房も止めて工作に打ち込みました。出し物

  1)電気クラゲ

  2)100人脅し

  3)静電気振り子

  4)フランクリンモーター等

です。

 

今回は静電気振り子を取り上げてみましょう。写真が静電気振り子です。左右のアルミ缶はコンデンサーです。その真

ん中に糸で釣ったピンがあり、ストローで支えています。塩ビのパイプを紙やカシミヤで擦り、静電気を十分発生させ

てから、アルミ缶に近づけると不思議にもカチカチとピンが左右に動いて缶を叩き小さな音が鳴り出します。これは全

員できました。さすがに大人の講座です。これは塩ビのパイプをアルミ缶(右)に接触させると缶(右)はマイナスに

帯電します。するとピンは静電誘導でプラスに帯電し、引き合って右に移動しカチン、その瞬間放電し電荷-同志が残

り、反発して缶(左)に向かってピンは移動します。

 

さらに缶(左)にあたり、コチンとなり、放電

し左の缶にもマイナスの電荷をちょっぴり移動

します。これを繰り返します。左右の缶の電荷

が同量になれば移動は終わります。親しい仲間

同士で復習するのも楽しいかな?と思います。

あれこれ工夫をしてみるのもいいでしょう。そ

のきっかけになればいいとのことで企画した催

しです。暖房を入れずに一緒に工作をしていた

だいた参加者の皆さんにお礼申し上げます。

 
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