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お知らせ

新居小学校にの出前です


加藤 進 社会連携特任教授



 25日(金)は新居小学校(濱田校長、6年生=29人)

に出前です。新居小学校に行くのはこれで3回目です。今

回のテーマは"手回し発電機とLED♪"です。さすがに何

回もレポートしているので「もう書くことが無くなってい

るだろう!」って、いやいや!そうではありません。今回

は秘密兵器を紹介します。手回し発電機にLEDと豆電球(

豆球は俗語です注意しましょう。豆電球が理科の正しい術

語です)を負荷としてつないで、電気エネルギーを光のエ

ネルギーに変換します

ここで重要なことは;

  ①負荷にLEDと豆電球をつないだときのハンドルの重さ

  ②豆電球のバルブがボヤ~と温かくなる

  ③手回し発電機で作った電気エネルギーを光のエネルギーに変換

することです。

 ところで、現場ではどのような手回し発電機を使っているのでしょうか?最近は出力に3V以上でない電圧制御型が多

いようです。しかし、このタイプは手回し発電機の良さ(回転数の調整で無段階で012Vの出力が出せる)を具備して

いません。また豆電球にはどんなものを使っているのでしょうか?
私は8V-0.15Aを使っています。もう12年になりますが1

もフィラメントは切れていません。この規格で十分ですが

、ハンドルの重さの体感に今一つと言う先生には写真のset

をお勧めします。これは100均にある自転車用の6V-2.4W

球です。1個では元気のいい子が手回し発電機を回すとフィ

ラメントが切れます。私も5つくらい切ってしまいました。

しかし、2個を並列に繋げばどれほど強く回しても大丈夫です。つまり、

      I=I1I2

という訳です。電球のフィラメントをたくさん切った先生は是非これに代えてください。

 さすがに6年生、大人数ですが、注意して話を聞いてくれました。おかげで6班すべてがコンデンサーに溜めた電気エ

ネルギーで豆電球を点けることができました。

 
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