高大連携 5回目です

2016.8.31

中井 茂平   社会連携特任教授

 

8月31日は高大連携の5回目です。題目は「定置用燃料電池の仕組みと特徴」です。上野都市ガス(株)の研修室で行いました。現在は電力の自由化も含めて"オール電化―エコキュート"と"ガスで発電:エネファーム"がしのぎを削っております。最近は太陽電池と組み合わせたシステムを販売しているとのことでした。燃料電池の用途は、大きく分けると、①固定型=家庭用や業務用、②自動車用(移動)です。今回はこのうちで、固定型です。このシステムで採用されているのは固体酸化物型(SOFC)といわれる燃料電池です。このタイプは触媒がいりませんが、作動温度が1000℃と高く、したがって始動に時間がかかります。装置は、燃料改質部分、スタック(燃料電池部分)、熱回収機、インバーターや貯湯槽等からできています。発電効率は最高になります。近年、住宅あるいは業務用に徐々に販路を拡大しているとのことでした。エネファームを使った場合の

  a) エネルギー利用効率

  b) エネファームの環境特性

  c) エネファームの自立運転機能(災害時―option)

の話がありました。装置は2009年に販売価格が303万円であったが、その後2015年には136~175万円(PEFCも含む)にまで値下がりしてきたようです。今後、家庭への導入が進めば80~100万円まで下がると考えられているようです。

(文責:加藤 進)

 


エネファームの前で

集合写真


講演する中井茂平社会連携特任教授