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山室山小学校(2/14~15)・ 花岡小学校(2/8)に出前授業です

山室山小学校は息子と娘の母校で、私の子供のころには無かった学校です。花岡小学校は自分の母校です。両校ともに規模が大きく、5年生は4クラスと3クラスです。やはり、今回のテーマも"電磁石入門"です。このページも何回も書いていますのでそろそろ新しいことはなくなってしまいました。今回は、教材の改良点を描いてみましょう。

私の教材はすべて手作りです。電気の授業では、乾電池ボックスやリード線を使います。出前を始めたころは、リード線には"ミノ虫クリップ"(写真1左)を使っていました。

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写真1        

何といっても25円/個という価格が魅力です。しかしここに落とし穴がありました。低学年ほどミノ虫クリップ(70円/個)のハンドリングが驚くほど下手です。6年間くらいはこの操作を体験させて「クリップを開く」体験をさせると息巻いていました。しかし今は反省し、鰐口クリップ(写真1右)にほとんど交換しました。交換すると途端に操作性が向上し、電磁石の授業は55分かかっていましたが、50分で終わるようになりました。5分の短縮は大きな意味があります。 

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写真2

さらに困るのが、出前授業中に突然発生する教材の"壊れ"です。つまり脆弱な教材は不可ということになります。電池Holder授業に必携です。しかし、クリップとholderのリード線がよく切れます。これを防ぐには写真2のピンコネクターを使います。リード線とコネクターをカシメてから半田をするので、かなり長時間使用が可能になります(写真3)。

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  写真3

また、電気の授業では(小学校では直流なので+、-があります)、極性の区別が重要です。ここでも苦心の末に、100金のシールを使っています。赤は+、青を-にしています。100金のシールには白があっても黒はありません。「赤いシールに赤いリード線を結びつけて・・・・」と極めてスムーズに進行します。

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