桜丘中学高等学校の中高大連携授業の3回目です

2017.7.10

桜丘中学高等学校の中高大連携授業の3回目です

社会連携特任教授 加藤 進

研究員      紀平征希

 7月10日(月)は高大連携の3回目です。いよいよ実験に入りました。#1で山本先生に説明を願った比色分析です。ここでは比較的操作が容易なPO4-Pを分析項目に選びました。JIS-K0102に準拠した分析方法(公定法)です。Pは富栄養化現象を解析するうえで重要な因子です。通常は全リン(T-P)を分析しますが、ここでは簡単のためにPO4-Pを分析します(通常環境水の場合はPO4-P=0.8~0.9×T-P濃度になります)。分析フローを図1に示しました。サンプリングは30mlのディスポ遠沈管です。ここに1mlの注射器をつかって比色液を2ml添加します。30℃で25min放置し、880nmで比色します。得られた8人の検量線を図2に示します。このような簡易の操作でもなかなか質のいい検量線が得られました。手元にある排水の分析を実施したところ平均値は0.25mg/Lでばらつきも少なかったです。ちょっと検量線から濃度の計算に戸惑いましたが慣れればと思います。次回は8月に今回の復習を行い、9月にはTNの分析に挑戦します。

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