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お知らせ
第32回こども大学(Science Lab)が開催されました。
2025年8月27日に、第32回こども大学(Science Lab)がゆめテクノ伊賀テクノホールにて開催されました。
TA(ティーチングアシスタント)として、三重大学教育学部の学生さん、上野高校の1年生の方がフォローしてくれました。
今回のテーマは
1時間目は平山大輔先生(三重大学教育学部教授)による
「植物も旅をする〜木や草の生き方を知ろう〜」
で、植物の生存・適応戦略について学びました。具体的には植物の種や実は「空の旅」、「海・川の旅」、「陸の旅」、「時間の旅」をするものがあり、生きていくための場所を見つけ、子孫を残し増やしていくための戦略であることを学びました。
植物の種の「空の旅」を体験している様子
また、アサガオの種とハマヒルガオの種は見た目であまり違いがなく区別がつきにくいのですが、塩水につけるとハマヒルガオの種は浮き、アサガオの種は沈みました。
この理由を子どもたちは真剣に考え、自分の考えを発表していました。皆さんも理由を考えてみてください
アサガオの種とハマヒルガオの種を区別しているところ
2時間目は小林美木先生(上野都市ガス株式会社)による
「ガスって冷たい!?超低温実験から学ぶ化学変化」
で、冷たいガスエネルギーということでガスを外国から日本へ運ぶとき、運んでから各家庭へ届けるときには物質の状態変化、つまり固体⇄液体⇄気体の変化を利用していることを学びました。
それに伴い、液体窒素を使って、風船、花、ゴムボール、チャック袋等を凍らせた実験を体験しました。
普段学校ではできない実験で、子どもたちだけでなくTAの皆さんも目を輝かせていました。最後は、地球温暖化に関する説明があり、対策についてみんなで考えました。
液体窒素につけた後の花を握っているところ
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