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鈴鹿市で5~6年生を対象にIchigoJamによるプログラミング教室を開催しました

 2月3日(土)は9:30~11:30まで青少年スポーツセンターでみだしの講習会を行いました。20人の定員に40名の応募があったとかいうことです。インフルエンザによる欠席も1名で19名で実施です。例によってイルミネーションLEDを使って七色ランタンの製作です。

180203鈴鹿3.png 写真1

写真1はイルミネーションLEDの拡大写真で、発光部分(LED)とマイコン部分が見えます。こんな小さなICチップの中にプログラムが書かれています。今日はこのプログラムを作ってみようがテーマです。もちろん、プログラムはそんなに難しいものではないということを体験してもらうことも目的です(19人中で90%以上の参加者が面白かった、あるいは難しくはなかったという感想)。1時間程度で基本的なLEDの制御;

   LED 0とLED 1

   OUT 1,1 とOUT 1,0

付随する

   WAIT 60

は終了しました。そしてGOTO文とFOR~NEXT文です。

 研修を通じて感じ、重要なことがわかりました。サポートに入ってもらった伊藤仁氏の指摘ですが「工作とプログラミングは違う。子供たちにとって2時間の集中は大変、1時間程度でリフレッシュも兼ねた休憩が必要!」ということでした。さすがに元教員と脱帽しました。リラックスしながらやって行くのが最高のようです。今回は音は鳴らしませんでした。メモ程度に残しておきますが、IchigoではPLAYコマンドで簡単な演奏が可能です。

  PLAY"CDEFGABC"

で「ドレミファソラシド」になります。しかし、最後のCは最初のCよりも1オクターブ高いわけですからそのコマンドを入れる必要があります。すなわち、

  PLAY"CDEFGAB>C"

とすれば聞きなれた音階になります。以前に報告した1石アンプを使うとなかなかいい音になりますよ!

180203鈴鹿1.jpg        180203鈴鹿2.jpg

子供たちの作業を見ていたお母さんお父さんからいろいろな質問が最後に出ました。
○ここまで小学生に必用ですか
○イチゴジャムはどこで売ってるんですか
○コンパイラはどうしてるんですか
○エクセルの関数と同じ考えですか
などなど
答えは
今日の講座はプログラミングはやってみたら楽しい、こんな仕組みでいろいろな動作が行われているんだ、
ということがわかればいいのです。
決して深入りする必要なないと思います。

また、こどもたちの感想は

○もっと学んで遊んでいきたい、教え方がうまくってよくわかった。わからないときもすぐわかるように教えてもらった。
○さいしょは難しいものと思っていたけど、いがいに簡単だった。もう少し難しいものに挑戦してみたいと思った。
○面白いからもっとやりたいと思った。こんな機会があれば参加したい。
○さいしょは打ち込むのがむつかしかったけど、だんだん慣れて簡単になった。色の組み合わせがこんな風にしてあるのかと楽しくなった。また家でプログラミングしてみたい。
○LEDのすごさがわかった。光の三原色って初めて知った。理科好きだけど、もっと勉強したい。
○打ち込んでLEDがついたときうれしかったし、英語の意味もわかってよかった。ロボットを作ってみたい。
○すごく楽しかった。1でLEDがついて、WAIT60で一秒まったり、GOTOでLEDがちかちかしたりして面白かった。
○前からLEDの色に興味があって、楽しめた。LEDの色の仕組がわかった。

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